その屋内塗装、冬場ならお安く承ります！事前予約受付中です！

漆喰(しっくい)は、古来より日本家屋に用いられてきた、日本人にとってなじみの深い壁材です。生活空間を豊かにする様々な性能を持つ上に、自然由来で安全であることから、再注目されている材料でもあります。
近年の技術革新により、この漆喰が、成分そのままに塗料化されたものが漆喰塗料です。『塗装』という領域で扱えて、かつ高い施工性を持つため、従来の左官施工よりも早く、安価に皆様のご所有する物件を仕上げることが出来るようになりました。

漆喰の機能

• 高い調湿性能漆喰の真骨頂は、何と言ってもまず湿度調整能力にあります。水分の吸収と発散に優れ過度な湿気や乾燥状態の発生を未然に防ぎます。極度の過乾による目・鼻・喉等の痛みを緩和したり、湿気によるカビ類の発生を抑えることで、室内を常に快適な状態に保ちます。物置や押入れ、タンス・クローゼットや納戸などの仕上げ材にも自信を持ってオススメできます。
• シックハウス症候群抑制漆喰は、シックハウス症候群を引き起こす原因であるホルムアルデヒドを吸着・分解し最終的に無害化する効力を持っています。分解されたホルムアルデヒドは空気中に再び放出されることはないため、炭や珪藻土と違い再放散による不意の汚染を懸念する必要がありません。
• 優れた脱臭効果人が使う室内には、必然的に生活臭が発生します。漆喰は、この生活臭をはじめとした異臭の吸収・分解能力に優れます。この消臭力は、生ゴミ臭などを24時間で約90％消臭するほど効果が高いため、例えば台所や玄関、下駄箱、トイレなどの場所でも、来客時の生活臭を気にしなくてもよくなります。
• ウイルス殺菌効果漆喰の主原料は石灰です。石灰はpH１２．５の強アルカリ性を持つ物質で、カビやウイルス等のほとんどの雑菌の生息を阻むことができます。例えば、インフルエンザウイルスもその例に漏れず、実際にインフルエンザ抑制のための消毒にも石灰が使用されています。歴史的にも中世の欧州においてペストが大流行以降、漆喰を町中に塗ることでその発生を防いできた経緯があり、その効果は世界的に認められています。このことから、介護施設や病院、学校、保育・幼稚園など、ウイルスへの抵抗力の低い人が利用する施設の内装仕上げに、漆喰はベストマッチしていると言えるでしょう。
• 不燃性保有漆喰は不燃材料に認定されています。ビニールクロス等の化学合成建材は、火災時に有毒なガスが発生し被害が拡大します。しかし、原料が無機物である漆喰は燃えません。漆喰系塗料は、厚塗りができないため左官仕上げよりも防火効果は落ちますが、台所や調理場などの火気を使用する部屋でも問題なく塗装できます。
• 和なのに現代的洋室に用いたり、洋風の家具と組み合わせることで、和の要素が強すぎないモダンなテイストの室内を生み出すことができます。年齢性別にかかわらず、ほとんどのライフスタイルに似合う空間が実現可能です。
• 原状回復も安く例えばクロス貼りの場合、定期的な室内総張り替えは免れません。この際にかかる費用は40㎡ぐらいの一室で、10万円程度が相場ですが、漆喰塗りの場合、最初の費用はさておき、以降は部分補修で行うため、一回のリフォーム費用は1〜数万円程度で済ませることができます。入退去の際に補修が発生する賃貸物件に特におすすめの塗料と言えます。