酒田市Y様宅外壁塗装工事

春のうららの外壁塗装
施工期間
2019/04/08 〜 2019/04/25
施工種別
塗装施工
説明春というのは素敵な季節です。
建築の外装屋にとっては、冬が長年の仇敵だとすると、春は竹馬の友です。
もうずっと春でも…いいんだよ。

今回は、そんな心躍る素晴らしい季節、春に行った、酒田市Y様宅の外壁塗装を事例として紹介させていただきます。

Y様宅の外壁は、無塗装のさんとう板に、リシンの玉吹きでのパターン付けが施されたものでした。塗装面は、軽くチョーキングが起きている程度という、まさに塗装が最高の効果を発揮する状態でした。

ゴールデンウイーク前に施工を終えて欲しいというY様のご要望に応えるべく粛々と段取りを行い、工事に入っていきます。

外壁塗装は、多くの場合、シーリング(窓やドアなどのサッシの枠や、外壁目地部等の隙間を塞いでいる)の打ち替え・打ち増しから始まります。シーリング材は劣化しやすく、塗装よりも先にひび割れたり、痩せたりします。そのため、外壁塗装を行う際は、シーリングにも何かしらの処置を施すことが理にかなっています。というわけでシーリングを行います。

シーリング工事を終えたら、次は高圧洗浄を行っていきます。

ここで塗装屋あるある。高圧洗浄は雨の日にスケジュールしがち。
屋外塗装は雨の日だとほぼ仕事にならないため、雨の日でもできる高圧洗浄を雨の日にぶつけて、晴れた日は塗装、というのがうれしいです。

高圧洗浄を終えると、次は下塗りです。
下塗りは、アレス水性エポレジンを使用します。上塗り材に水性材を用いるときの弊社の鉄板と言える材料です。塗りにくさのある材料ですが、それに耐えて上塗りに入ると、上塗り材のノリの良さに感動します。今回も、塗りにくさの向こう側で待っている感動のためにエポレジンを頑張って塗っていきました。

次はいよいよ上塗りです。

今回使用したのは、関西ペイントのリフォームサミット加盟店専用塗料のRSシルバーグロスSIという水性のシリコン樹脂塗料です。ちなみにリフォームサミットとは、簡潔に言うと「塗装リフォーム工事の情報や最新ノウハウを共有してみんなで頑張ろうぜ!」という会です。
弊社では、この塗料をこれまで何度も使用してきましたが、耐久性や耐候性にすぐれていて、お値段も手ごろ、かつ施工性も良いため、お客様に自信を持って勧められる塗料の内の一つという位置づけです。

というわけでRSシルバーグロスSIを丁寧に塗っていきます。リシンの玉葺きのブツブツの脇の拾い残しが無いか、目を凝らしながらローラーをかけていきます。地味に神経が削られる作業ですが、春の柔らかい日差しの下であれば苦になりません。

そうして塗装を終え、養生を外し足場を解体すると、そこには生まれ変わった外壁がありました。

Y様からもOKを頂き、工事完了です!

Y様、このたびは外壁塗装工事をさせていただき、ありがとうございました!