酒田市OY様宅外壁塗装工事

蝉しぐれ 夕立の中へ 融けにけり
施工期間
2019/07/11 〜 2019/08/01
施工種別
塗装施工
説明サブタイトルが工事と関係ないのでは?と思われた方。
ご慧眼です。季節ぐらいしか関係ありません。

何故関係ない俳句を書いたのか…。

そうです。特に意味はありません。
強いて言えば、思い浮かんでしまって勿体ないからです。

何を書いてよいかわからず、筆の進むまま意味のわからない文章を前置きとして書き連ねているのは、全部この暑さのせいです!反省はしています!!

そんな猛暑の中行ったOY様宅の外壁塗装工事を施工事例として紹介させていただきます。

OY様宅の既存外壁は、窯業系のサイディングでした。
サッシ枠の下端の水の滴りで、若干の凍害が発生している以外は、塗装対象として問題ない状態でした。
また、せっかく足場をかけるのでということで、鼻隠し(屋根の軒先部の平面)と軒天(屋根の下の屋外部)の塗装も同時に行うことになりました。

というわけで、塗装作業を行なっていきます。

塗装作業を行なう際は、原則として上から下に仕上げを行っていきます。
上から塗料の飛沫が飛んで、仕上げた塗装を台無しにしてしまうのを防ぐためです。
最初に鼻隠し、次に軒天、最後外壁という形で塗装作業を進めていきます。

OY様宅の鼻隠しは、押出成型された窯業系のものでした。鼻隠しは木製の場合が多いのですが、こういうケースもまれにあります。その場合は、外壁と同じようにシーラーを入れて、溶剤系の2液ウレタンで仕上げます。日光に直接さらされる運命にある部位のため、耐候性を考えて艶は消さないことにしました。艶々にします。

次に、軒天です。ケイ素カルシウムでできた、俗にいうケイカル板という材料が張られていました。スタンダードな軒天材のため、塗装もスタンダードに行います。溶剤系のシーラーを入れて、ヒスイという防カビ性能のある塗料を2回塗ります。

最後にいよいよ外壁です、外壁に対しては水性シリコン系塗料を使いました。リフォームサミット加盟店専用塗料のRSシルバーグロスSIです。今回は下塗り材も専用の塗料を用いました。RSシルバーグロスSIは弊社で幾度となく使用していますが、今のところクレームらしいクレームはいただいてないです。安心して使えます(関西ペイントの回し者ではないです)。

尚、若干の凍害が起きていたサッシの下端周りですが、そこだけ下塗り材を2回入れて、しっかり固めたうえで上塗りを掛ける事にしました。凍害部の面積が広いと、こういう施工をするわけにはいきませんが、1cm大の凍害が数個程度だったので、おそらく大丈夫です(定期的に訪問して経過は観察します)。

そんなこんなで工事完了の運びとなりました!

OY様からも出来栄えにお喜びいただけて、暑さに負けず、頑張ってした仕事が報われた気がしました!

OY様、このたびは工事をさせていただき、ありがとうございました!