【酒田・遊佐編】強風にまつわる外壁塗装時のトラブルと対応

【酒田・遊佐編】強風にまつわる外壁塗装時のトラブルと対応

外壁塗装をする際、塗装工事を依頼するまではもちろんですが、塗装工事が始まってからもいくつか気を付けるべきポイントがあります。今回は特に、酒田市や遊佐町に地域を絞って、それら気を付けるべきポイントについてお伝えしていこうと思います。酒田市や遊佐町は風が強いため、強風にまつわるトラブルと、気を付けるべきポイントが話の中心となります。

最終更新日
36 views
HatenaPocket

この記事の目次

はじめに

酒田市・遊佐町で外壁塗装をお考えの方の中には、業者に見積もりを依頼して、使用塗料や工法などを確認したうえで工事のスケジューリングをすれば、あとは業者がうまくやってくれると思っている方が多いと思います。実際、塗装業者はプロなので、適正な料金を頂戴して仕事を引き受けている以上、お客さんのそういった期待に応える義務があります。ただし、実際に現場で仕事をする職人も人間なので、時には考慮不足や確認不足からミスを起こしてしまうこともあるでしょう。そういったミスによって金銭的、物理的、精神的損害を被りたくはないと思いますので、本記事で紹介するポイントを抑えた上で塗装業者の仕事を見守るようにしましょう。

酒田市・遊佐町での外壁塗装中のトラブルは風が原因

酒田市・遊佐町ともに、東北の日本海側に面した地域であり、夏は高温、冬は低温で、季節を問わず湿度が高い地域です。また、酒田市はねじめ正一の小説『風の棲む町』の舞台となった土地で、そのタイトルが示す通り年間を通して、海からの風が非常に強く吹くことで知られており、これは隣りの町の遊佐町も同様のことが言えます。そしてこの強い風こそが、酒田市・遊佐町で外壁塗装を行っている最中のトラブルを誘発する要因ナンバー1だと言えます。

外壁塗装中に発生しがちなトラブル

気候についての説明内で書いた通り、酒田市・遊佐町では非常に強い風が吹くことがあるため、外壁塗装中に多くの問題を引き起こします。仮に、風に対する対策を講じなかった場合にどのようなトラブルが起きるかを見ていきましょう。

トラブル1:塗装中に塗料が飛散する

外壁に塗装をかける工程では、刷毛(ハケ)とともにローラーの使用が必須です。ローラーは一塗りの範囲が大きいため、広い面でも比較的短時間で仕上げる事が出来る便利な道具ですが、その一方で塗装中に塗料が飛散しやすいというリスクも持ち合わせています。

ローラーの使用と塗料の飛散がイメージとして結びつきにくいという方は、パックの納豆からフィルムを剥がすところを思い浮かべてみてください。この時、ネバネバが納豆とフィルムの間で糸を引くわけですが、それをすごく穏やかにしたような現象がローラーをコロコロ転がしている時に起きているのです。

とりわけ、毛足の長いローラーを使用して、粘度が高い塗料を塗装する際などは、かなり気を使わないと糸状の塗料が空気中を漂い、意図しない対象に不時着することになります。
もちろん、塗装業者は対策として、塗装する建物の中でも塗料がついてはいけない部分には養生マスカーを張り巡らします。これはごく当たり前のことです。

が、しかし酒田市・遊佐町の場合は前述のとおり風が非常に強いのです。その飛散した塗料が強風に煽られたときに、どうなるか…そうです、お隣りの敷地へ旅に出ます。

トラブル2:養生が剥れる

外壁を塗り始める前に、窓などの塗装対象外の部分に塗料が付着しないように、マスカーと呼ばれるビニールシートや紙テープで覆う、いわゆる『養生(ようじょう)』という作業を行ないます。屋根の塗装と違い、外壁塗装の場合は、養生をしなければならない対象が多いので、意外と手間暇がかかります。塗装業者の職人にとって、『塗り』は楽しいものですが、この『養生』はそんなに楽しくありません(と、私は思っています)。そのため、質の悪い塗装業者や塗装を覚えたての駆け出しの職人は、この『養生』をおざなりにしてしまうことがあります。

おざなりにしてしまうというのは、具体的に言うと、マスカーや紙テープがたわんでいたり、対象にしっかりと張り付いていない状態のまま放置するということです。
繰り返しになりますが、酒田市や遊佐町は非常に強い風の吹く地域です。おざなりになった状態の養生はどうなるでしょう…そうです。剥れます。剥れて風の向くまま放浪の旅に出かけます。

そして養生に乾いていない状態の塗料がついていたらどうなるでしょう…そうです。放浪の旅の足跡が残ります。道路に。お隣の敷地に。車に。
余談ですが、もちろん優秀な職人がしっかりと養生をしても強風で飛ばされることはよくあります。なので塗装直後の夜に強い風が吹いた日の翌朝などは、雨で塗装作業が出来なかったとしても養生が剥れていないかを確認しに行くのが業者としてのあるべき姿です。

トラブル3:足場から物が落ちる

昔は梯子や歩みを使って行っていた作業も、近年では安全作業の徹底のために足場をかけて行うようになっています。外壁塗装のために足場をかける事は、職人や仕事の質の向上が見込めますし、法を守る事でもあるので推奨されて然るべきなのですが、同時に足場に関連したトラブルも見受けられるようになりました。そのうちの一つが、足場の作業床に置いたものが落ちるというトラブルです。もちろんこれは、外壁を塗装する業者だけではなく、足場に絡む仕事をする業者全体に起こりうるトラブルですが、今回は外壁塗装に絡めて紹介します。

本来、足場の作業床に物を置いておくことは、躓きの原因になるためNGな行為です。外壁塗装業者にとってもそれは変わりなく、むしろ作業床に物を置いておくことに一番抵抗があると思います。

ただし、塗装作業中、養生を直したりなど、どうしても塗装道具を手離さなければならないタイミングがあり、足場にはそういったものを置いたりひっかけたりする場所がないために、作業床に短時間それらを置いておかざる得ないことはままあります。それは仕方ないと思います。
問題は、それを置いたことを忘れて、もしくは意図的に長時間放置することです。

塗装業者が作業床に物を置くとすれば、刷毛ツボやバケットといった塗料を小分けにして持ち運ぶ容器と、刷毛やローラーと言った塗装用具であり、それらはそこまで重量があるものではありません。酒田市や遊佐町のような風の強い地域でそれらが作業床の上に長時間放置されるということは、どうぞ中身をぶちまけてくださいと言っているようなものです。

トラブル4:足場が倒れる

外壁塗装中に発生しうるトラブルとして最後にお伝えしたいのは、足場の倒壊です。これには外壁・屋根などの塗装工事の際に用いられる養生ネットが関連しています。

養生ネットとは、足場に張り巡らすことで、足場の外側の領域への塗料の飛散を防ぐ効果があります。が、しかしそのネットの目が1~3mmと非常に細かいため、強風が吹くと風を抱き込んでしまい、風圧で足場が倒壊する恐れが出てきます。

足場の倒壊というのはそうそう発生するトラブルではありませんが、倒壊が発生した際の損害は目も当てられないことになるのと、足場が揺れるだけでも近隣の住人の不安を強く掻き立ててしまうことを考えると気を使っておくべき事項といえます。

トラブルを未然に防ぐためのポイント

酒田市・遊佐町での外壁塗装中に発生しがちな、強風にまつわるトラブルを紹介してきましたが、次はどうしたらそれらトラブルを回避できるかをお伝えしていこうと思います。

ポイント①:風が強い日は塗装を控えるように伝える

強風の日は、いくらそれ以外の条件が良くても塗装は控えてもらうように業者に一言伝えましょう。これは最初に伝えて、業者にそのことを再認識してもらうことに意味があります。塗装が本格的に始まってからは、塗り手である職人が一番実感伴った判断が出来ること、また風が強いとは言っても塗装対象の面や部位によって状況が異なる場合があることから、風の強弱に応じた塗装作業の遂行可否の判断は塗装業者に任せて、どっしりと構えていましょう。

ポイント②:養生の状態を目の届く範囲でチェックする

養生と一口に言っても様々な箇所に、様々な種類のものを施します。したがって全てをくまなくチェックしようとすると、相当な労力となります。お客さんがそこまでする必要は無いと思うので、養生が終わった後に、例えばサッシ周りなど、地上から見える範囲を軽くチェックしてみるくらいが丁度良いと思います。養生にたるんでいるところはないか、うまく対象にくっついていないところはないか、風が吹きこんで膨らんだりしていないか等を検証してみましょう。そしてもし、気になる点を見つけたら、塗装業者に問い合わせてみてください。

ポイント③:作業床に物が放置されていないかをときたま確認する

お仕事等で出かけるときやお帰りの際に、足場の作業床を軽く眺めてみてください。もしも、職人が近くにおらず、何時間も塗装道具が作業床上に放置されている場合、「風で飛んでしまわないか不安になるので地上に下ろして欲しい」と業者に伝えてください。そもそも放置を決め込む方が悪いので、それに不満を言われることはないと思います。

ポイント④:台風のようにすごく風が強い日は足場の養生ネットをたたんでもらう

外壁塗装の際、塗料の飛散を防ぐうえで、足場に養生ネットを取り付けるのは非常に有効だと思います。養生ネットは折りたたんで足場に巻き付けておくことが出来きますが、通常時はそのままでたたまずにおいても問題ないと思います。けれども、台風のように風が強い日にはその養生ネットはたたまれて然るべきで、たたむのは当然塗装業者の仕事です。台風前日になって、現場の養生ネットがたたまれておらず、夕方になっても業者が現れない場合は、業者に連絡してたたまなくても問題ない根拠を確認し、納得の行く説明をしてもらってください。

養生ネットをたたんでしまえさえすれば、ちょっとやそっとの風では足場の倒壊は発生することはまずありません。業者にとっては手間ですが、台風等の時にはやってもらった方が間違いありません。

最後に

ここまで、酒田市や遊佐町にエリアを絞って、強風の影響で発生しがちな外壁塗装中のトラブルと、その対応の際に気を付けるべきポイントをお伝えしてきました。文章として結構な分量になっていて、要点がぼやけた気がしないでもないので、最後に内容を以下に簡単にまとめてみます。
酒田市・遊佐町での外壁塗装にありがちなトラブルは風由来のものが多い。
具体的には、以下が外壁塗装でありがちな強風にまつわるトラブル。
・塗料が飛散する         
・養生が剥れる        
・足場から物が落ちる        
・足場が倒壊する
以下のポイントをおさえてトラブルを未然に防ぐと良い。
・あまりに強風の日は塗装を控えるように最初に一言いう。
・養生の状態を目の届く範囲でチェックする。
・作業床の上に塗装用具の放置が無いかを時たま確認する。
・台風などの日には足場の養生ネットをたたんでもらう。
ここに記述していないだけで、実際には現場にはもっとさまざまなトラブルと、そのトラブルを未然に防ぐためのポイントがありますが、全ては書ききれないため別の機会にまた紹介していこうと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

最後になりますが、皆様の外壁塗装工事に幸あらんことを!